フレンチブルドッグの褒め方・叱り方

困り顔のフレンチブルドッグ

褒めるときのポイント

フレンチブルドッグは褒められて伸びるタイプです。

褒めるときは、声のトーンを上げ、笑顔で「イイコ」「ヨシヨシ」などと言いながらなでてください。ポイントは「大げさなくらい褒めること」です。
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叱るときのポイント

「コラ」「ダメ」など家族で言葉を統一した短い言葉で叱りましょう。いろいろな言葉で叱るとフレンチブルドッグが混乱してしまいます。

また、名前を呼んで叱るのは厳禁。フレンチブルドッグが名前を呼ばれる=叱られると覚えてしまいます。

叱るときはタイミングが重要です。時間が経ってから叱っても、フレンチブルドッグはどうして飼い主さんが怒っているのかわかりません。よくない行動をしようとしているときか、その直後に叱るようにしましょう。

もしもいけないことをしたら、冷静に対処してください。過剰に反応すると、「構ってもらえた」とフレンチブルドッグが勘違いしてしまうことがあります。

信頼関係が崩れてしまうため、体罰は絶対にしてはいけません。



叱るときと褒めるときのメリハリをつけ、フレンチブルドッグにとってわかりやすいしつけを心がけてください。
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短時間勝負!フレンチブルドッグの集中力も考えよう

退屈そうなフレンチブルドッグ
賢いフレンチブルドッグですが、集中力は10~20分と短いです。

集中力の問題だけでなくフレンチブルドッグは頑固な面があるので、1回のしつけに時間をかけたからといって言うことを聞くわけではありません。

一度のしつけにかける時間は10分程度にし、1日2~3回に分けておこないましょう。

フレンチブルドッグのしつけに便利なグッズ

しかられるフレンチブルドッグ
最近はいろいろなしつけグッズが販売されています。安価で購入できるものも多いので、試してみるのも手です。

・引っ張り防止用のハーネス
フレンチブルドッグは、興奮しやすく遊び好きな面があります。お散歩中興味を引くものを見たら、ぐいぐいと飼い主さんをひっぱってしまうかもしれません。そんなときは、引っ張り防止用のハーネスがおすすめです。

犬が前に進む力を分散してくれるので、引っ張る力が軽減され、正しい位置で歩く練習になります。
犬が正しい位置に戻ったら褒めてあげましょう。

・噛み癖防止スプレー
フレンチブルドッグはしばしば、おもちゃや物に執着を見せることがあります。
一度口にしたものは、なかなか話そうとせず、スリッパや電気コードなど噛んでほしくないものをガジガジする恐れもあります。

そんなときは、噛み癖防止用のスプレーを噛んでほしくないものに直接吹きかけてみてください。苦い味がするので、嫌がって噛まなくなります。

まとめ

鼻の上に蝶が止まっているフレンチヴるドッグ
フレンチブルドッグをしつけるときは、叱るときと褒めるときのメリハリをつけ、1回のしつけは10分程度に収めましょう。最近はいろいろなしつけグッズが売られているので、困ったときは使ってみてください。

賢いフレンチブルドッグでも、しつけには時間がかかるもの。なかなか思うようにいかなくても、愛情を持って、根気強くおこなってくださいね。